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あとがき

なんか尻切れトンボで終わって申し訳ありません。

この「鬼神機エクスタス」は20年ぐらい前に
友人と「同人誌作ろうぜ」とか言って
ノリで描いた漫画です。
結局、友人の漫画は完成せず
同人誌も作りませんでしたがね…

1話が30P前後の読み切りとして
わりと満足のいく出来だったせいか、
思い入れもめばえてきて、ちまちまと続きを
描いたりしておりました。
読ませる相手は身内のみでしたが。

なにぶん、その場のノリで描くことになった
漫画なんで プロットなんてもんは存在せず
1コマ先は描いてる本人にもわからない
というスーパーライブ感で描きました。

1、2話あたりは奇跡的にまとまった話を
作れましたが そんな奇跡が何度も続くわけもなく、
3話目あたりから怪しくなってきて
結局4、5話は完成することなく
続きを描くのをやめてしまいました。
これが教訓となり、 作劇のための思考の
アプローチも だいぶ変化しましたね。
そう言う意味では、自身の創作活動の
ターニングポイントになった作品です。

「続きを描いてほしい」的なとても嬉しい感想も
ありましたが、 こういったわけで当時と現在とでは
自分の作劇法がまったく違うものと
なっているので、 続きは描こうと
思っても描けない、ってのが
正直なところです。ゴメンネ。

最後に
新都社という発表の場がなかったら
この漫画は我が家の押し入れの中で、
この先ずっと誰の目にもふれることも
なかったと思います。
読者と運営のみなさんに感謝。

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